トイレの水があふれてしまった、または流れなくなったという経験は誰でも一度はあるのではないでしょうか？水が流れなくなる原因や、自分でできる対策法を知っておくと安心です。

すべての故障に対処できるわけではありませんが、原因や仕組みをわかっておくと、焦る必要もなく、自分で直せる可能性が高まります。郡山市でトイレの故障が起きた際は、24時間・年中無休で対応可能なスイキュー（水救）24までご連絡ください。

まず、考えられる原因がトイレのタンク内にある部品が劣化してしまい、機能しなくなったというものです。

排泄物を流すために、トイレのタンク内には常に水が溜められています。そのタンク内に大量の水とともにあるのが、レバーやゴムフロートなどの様々な部品です。もちろん、タンク内の部品が劣化すると、水の流れも悪くなってしまいます。

トイレタンク内の部品で注目するのが、水を流すレバーと水量を調節するゴムフロートの間にあるチェーンです。チェーンが劣化すると、排水弁の開閉ができずに、トイレ内の水が流れにくくなります。

この他にもチェーンが切れていたり、たるんでいたりするとうまく排水することができません。トイレの水が流れなくなったら、タンク内のチェーンから確認してみてください。

トイレのタンク内には、浮き球というプラスチック製の丸いボールがあります。タンク内の浮き球が途中で引っかかってしまうと、水量の調節がうまくできません。浮き球は水量が減ると下がり、水量が多くなると浮き上がるようになっており、一定の量になると水を止める仕組みになっています。

タンク内を覗き、浮き球がどこかで引っかかっているようでしたら外して正しい位置に戻しましょう。またこのような異変に早く気づくためには、定期的にタンク内を点検することが大切です。

浮き球と一緒になっている部分を「ボールタップ」と言います。これは、浮き球の浮力を利用して自動で開閉する水栓のことです。

ボールタップはトイレのタンク内にあり、水を流した際に水位が下がると浮き球が下がり、浮き球についているシャフトの付け根にある弁を開き給水します。タンク内の水位が上がると、浮き球が上がり、自然と弁が閉まるという仕組みです。

浮き球の劣化や故障によりボールタップが正常に機能しない場合は、水量の調節ができない場合があります。

水量が少ないことでトイレのつまりの原因になったり、反対に水が流れ続けたりという不具合が発生した場合は、ボールタップがうまく機能していない可能性を考えてみてください。